みなさまこんにちは。
今月から、スタッフゆみちゃんの素敵なお手紙を載せていきたいと思います。今までアドレスを伺っていた方中心にその月のイベントのご案内と共にこの言葉を送っていたのですが、もっと多くの皆さまに読んでいただきたく。
芝の家カレンダーに載せていただいている私(CHIE)のその月のイラストと一緒に毎月お届けしていきたいと思います。
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皆様にご挨拶する内容を考えはじめた矢先、2月の残りが少なくなってきた頃から冬らしいキリッとしていた空の輪郭が、暖かさと共に滲んできた、緩んできたように感じます。
3月は、進級、進学、入学、卒業、入社、異動、退職など、多くの皆さんにとって気持ちの揺れ幅が大きくなる季節です。でもあなただけが揺れているわけではないので、安心してください。自然も季節も皆それぞれ多かれ少なかれ、揺れて、動き出す(変化を実感する)時です。寒暖の差もあり、ただでさえ気遣いが増えた昨今に更に何?という、もどかしい感じもあって然るべきかもしれません。私はそういった揺れや滲み、内なる声、小さな感情の揺れにも、ふと耳を澄ませてみる時間を、この時期だからこそ意識して過ごしたいと思います。
芝の家は揺れ(?)なく、いつも通りに皆様をお待ちしております。なお、今月は「おはなしのへや」を2回開催します!そして3月恒例となってきている「卒論発表会」をよるしばの中、26日土曜日夕方から開催します。お立ち寄りの際はご自分のペースで、じっくりと、お過ごしください。
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編集後記:
先月は家族が新型コロナウィルス罹患をし、残りの家族全員がまとまった期間、自宅待機となりました。幸い本人は(自宅療養ながら)軽症で済み、他の家族に感染させることなく、社会との接点を再び持つことができました。久しぶりに出かけた住まいの近所で、生垣の中にちょこんと佇むメジロと目が合い、お互い数秒見合ってしまいました。テキパキと検査や今後の動きを説明してくださった看護師の皆さん、治療薬が確立していない中でも症状を見て薬を処方してくださったお医者様。処方箋に沿って黙々と薬の準備をしくだささった薬剤師の皆さん、いつも、そして私たちを支えてありがとうご
ざいました。(峠を越えたと感じた途端、ドッ!と疲れが出ました。)
そして出口のなかなか見えないこの2年間を過ごしてきて私たちも、皆お疲れさまでした。あともう少し、な予感がするのですが。さて、どうでしょうか。
ゆみ
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