気持ちの良い秋晴れの一日でした。
芝の家は、お昼ごはんやおやつを囲んで大人たちがにぎやかに。
合間を小さい子どもたちが、ちょこちょこ、小学生や中学生が窓から顔を出したり、多世代の顔が見えました。
さて、この日のおいしい時間を、環さんからお伝えしてもらいます!
=================
本日もご近所の阪口さんが張り切って当日のお裾わけ5品目を届けてくださると同時に、ランチ準備の洗い物やサラ盛りなど、あっという間に仕立ててくださいました。その手際が見事です。スタッフ不足もおかげ様で百人力。ありがたいですよね。
以下、まったりタイムの一環。今回は、ランチメニュー全13品目です。
【メニュー内容、食材のいただきものなど】 ( )内は食材の品目数
レンコンのきんぴら(1品目)
鶏肉のきのこと九条ねぎのあんかけ(6品目)
人参とエノキのしりしり(2品目)
具沢山焼きビーフン(9品目)
イカと厚揚げ・小松菜のピリ辛炒め(3品目)
里芋と芋がら煮(2品目)
柿と春菊の白和え(5品目)
塩蔵昆布と玉ねぎの柚子入り和風マリネ(3品目)
★食材のいただきもの
①のレンコンと②のしめじは、2歳児りりちゃんから。それに量を足して調理を。④のビーフンは、りりママ・涼子さんから以前いただいたもの。ここのところ、りりちゃんが野菜を選んでプレゼントしてくれて、うれしい限り。また、食材の一部・鶏肉やイカなどは、前回同様に神奈川県職の友人の寄付によって賄いました。皆様、いつもありがとうございます。
●当日のお裾分け
茄子と鶏肉の麻辣ジャン炒め
キノコの佃煮と長芋和え
ジャガイモ・たらこのバター和え
カブと生ハムマリネ
香辛大根の甘酢漬け
(おやつは、ミカン3人持ち寄り、サツマイモ甘納豆・黒糖、ビスケット、かりんとうなどで、渋めの日本茶をいただき、幸せ感がよりアップに)。
【つくり方、全体的ン勝感想等】
レンコンのきんぴら
「こんなおいしいレンコン、いままで食べたことない!」と、時々参加す
る在勤の男性。「「酢蓮かと思ったら、しっかり味のついたレンコンのきんぴら、挑戦したい」と子育てママ。そんな風に言われるこちらがびっくり。「亡き母が大好きだったの。とにかく薄く切って酢水でしばらくあく抜き。その後、ごま油で軽く炒めて調理用酒を水替わりに。顆粒カツオ出汁と、赤唐辛子を入れ、醤油・みりんを数滴。それだけ」。これまで何回もつくっているはずだけれど、そんな会話が飛び交います。
⑦柿と春菊の白和え
「この甘さは?」「ゴマが入っているの?」と久々に参加の在勤の女性。
「甘味は柿、白ゴマを擦って水切りした豆腐と和えたの」「これを白和えというのね」。何しろ春菊が高くて今年初のこの1品。「果物をおかずの1品にするのは、目からうろこ」とスタッフの一人が語っていましたが、料理は創意。考えるだけ楽しい作業です。
●全体的印象・感想等
ここのところ、「阪口&たまきランチ」として登場していますが、事前打ち合わせはまったくないので、どうやらお互いに推定しているようです。とにかく何でも手早いダイナミックな阪口さんは年下ながら、私には姉さん的存在。「同じ素材でも、調理の仕方で、ただ食べる私たちは幸せよね」なんてうれしい声も聞こえる1日でした。
■たまきランチの約束ごと
①初参加の方もお馴染みさんも大歓迎。ただし、ご飯だけは必ず持参のこと。
②たまきランチは、疑似家族的な食を通した笑顔とおしゃべりの場、つまり皆で料理
と幸せを分かち合う場です。多いは多いなりに、少ないは少ないなりに、皆で分かち
合う心遣い、気づかいを大切にする居場所ですから、ご飯も持参せずに、ご自身の
おなかを満たすだけ方は、失礼ながらご遠慮いただきます。
③食前に、手洗い励行、ボードの表裏を必ず目通しのこと!
食中毒は寒い時期でも発生しますから、とにかく手洗い励行は欠かせません。
また、召し上がる前に、ボードの表裏をまず、ご覧ください。
【たまきランチのコンセプト】
「食は大切、食を通してみんな大家族」、そんな願いを込めてお届けするひと時の幸せ。私自身メニューを考えるゆとりのある幸せ、工夫してつくる幸せ、初めての方もおなじみの方も一緒にテーブルを囲んで笑顔でいただくことの幸せ・喜び、ましてや「おいしい」といっていただけることの幸せを感じるからこその、私自身の食への挑戦。だから、食材費は私の個人負担。
★毎回約10人分8品目程度。
環
===========
これを読んで、ワイワイにぎやかなお昼ごごはんが気になった方、お弁当を持ってきて、ご一緒しませんか。
運が良ければ、たまきランチと環さん、おいしい顔をしたみなさんに出会えます。
芝の家は、食堂のように食事を提供する場所ではありません。
食べ物が登場する時は、「持ち寄り」「おすそわけ」「みんなで作る」。
このランチは、とっても豪華だけれど環さん&阪口さんの「おすそわけ」。
作って食べてもらうことがうれしいという気持ちと、食べる人のうれしい気持ち(おいしい、みんなで食べると楽しいなどなど)がちゃぶ台を囲んで交差するとよいなぁと思っています。
もちろん、マイペースにご自分のお弁当を食べたい方はそのようにしていただけますよ。
お待ちしております。
|