気がつけば3ヶ月前の春の始まりの頃のお話になってしまいました。3月15日(金)の夜発表してくださった面々は4月からの新しい生活の中でどんな風にいますごしているかな、と顔を思い浮かべる今日この頃です。
芝の家・ご近所ラボ新橋を訪れて卒業論文をまとめた学生さん、インターンシップやボランティアスタッフとして関わってきた学生の皆さんによる発表会。テーマは「大学生活をふりかえって」。
・ 進路選択の話し
・ 大学生活で出会ったこと、取り組んだこと
・ 卒業する今だから思うこと
・ 芝の家・ご近所ラボ新橋を通して「地域」や「人と人とのつながり」、「居場所」について、どんな影響があったのか。
<発表者とテーマ>
1.高村南美さん
(法政大学 経営学部 市場経営学科、2018年度芝の家インターンシップ学生)
ゼミ活動では、気になる人に直接会いに行ったり、外のイベントに参加したりする越境学習を通じて最先端な暮らし方・働き方・学び方を考えた南美さん、影響を受けた場所・土地を紹介していただきました。
2.伊東美帆さん
(一橋大学 社会学部社会学科 都市政策・地域政策ゼミ所属)
ゼミ活動ではまちづくりや、子育て支援などの地域政策を学んだ美帆さんからは、2つのサークルにはいって続けてきた活動やその選択などについてもお話いただきました。
3.北澤はるなさん
(国際基督教大学教養学部アーツ・サイエンス学科、2019年度芝の家インターンシップ学生)
専攻は公共政策を中心に学んだ。テーマとしては地方自治、まちづくりなど、長野県出身のはるなさんが、地元を離れた大学生活を通してあらためて発見できた故郷の魅力、自分にとっての大切さなどが印象にのこりました。
4.滝沢智恵子さん
(武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科生活環境デザインコース テキスタイルデザインクラス、芝の家スタッフ)
アートとデザインの両方の視点からファブリックのある生活シーンを提案できるように製作技法とデザインを学習、卒業制作の作品の一部を実際にお持ち頂き、テキスタイルのデザインの過程や、美大の生活についてを伺いました。
5、山根佑介さん
(千葉工業大学大学院工学研究科機械サイエンス専攻、芝の家近くのうづまこ陶芸教室の講師をアルバイトで務めており来場)
修士論文では「酸化鉄添加を利用した個体酸化物形燃料電池の電極製造に関する研究」といった研究を行ったが、今日は学部生時代から取り組んできた陶芸との縁についてを中心にお話してくださいました。
6、レ・ミン・ヒュウ
(日本語学校・芝の家近く朝日新聞販売店新聞奨学生、ベトナム出身)
卒業発表に書かれた、日本に来てからの暮らしを綴った作文を朗読してくださいました。日々、早朝からの新聞配達と日本語学校での勉強で忙しく過ごす中での、芝の家との出会いとそこで過ごす時間について感じていることもお話くださいました。
参加された方からの声
・ 来場者として、ボランティアスタッフとしてそれぞれ芝の家で過ごしている日常とはまたちがった、普段接している人でも、知らない面=それぞれの専門性や、影響を受けてきたことなどのお話が興味深かった。
・ 若い皆さんがそれぞれしっかりした思いをもっていてすごいなと思いました。
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