スタッフのたまきさんが活動できる木曜日は、お昼ごはんを来場するみなさんで食卓を囲んで楽しんでいます。「たまきランチ」と呼び名もついて親しまれているひとときです。
季節の野菜やさまざまな食材を使った心づくしのお料理を作られるたまきさんよりの報告をおとどけいたします。食材やおかずの持ち寄りが集まって今回も楽しい食卓になったようです。
どなたでもご一緒にどうぞ、ご自分のお弁当(軽めで大丈夫です)を持って、ぜひ木曜12時15分〜お集まりください。次回は5/23。30日はおやすみです。
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◆「食」という字は、「人を良くする」という漢字で成り立っています。この思いを皆で共有したいものです。
【メニュー内容・食材のいただきものなど】( )内は食材の品目数
①人参・エノキ鶏肉ロール、茹で卵、貝割れオーロラソース添え(5品目)
②ジャガイモとピーマンのカレー風味炒め(2品目)
③長芋・オクラの生海苔の佃煮かけ(3品目)
④人参と新玉ねぎ・レーズンのマリネ(3品目)
⑤筍・エリンギ煮(2品目)
⑥豆腐の山椒味噌のせ(3品目)
⑦蕗煮&山椒の葉の佃煮(2品目)
⑧茄子とピーマンの油味噌炒め(2品目)
※右上の写真をクリックしていただくと、全種類のお料理をみていただけます。
★食材のいただきもの
①のエノキ・鶏肉・⑤のエリンギは育代さんから、②のジャガイモは日光の農家・大房さんから、⑤の筍は群馬の佐々木夫妻から、⑥と⑦の山椒の葉と、⑦の蕗煮は群馬NPOの友人向井さんからのいただきもの。
●お裾分け
阪口さんから、具沢山ラタトーユとフランスパン、大根のきんぴら、ジャガイモと山クラゲの炒め物、高野豆腐のひき肉・人参・レンコン詰め、蕗煮を大量に持参していただき、阪口&たまきランチの贅沢ブッフェ風。(おやつは、宮嶋さんからヨーカン、涼子さんからおせんべいをいただいて、いつものように、抹茶入り玄米茶で、まったりタイムでした)。
【つくり方・全体的印象感想など】
①人参・エノキ鶏肉ロール、茹で卵、貝割れオーロラソース添え
鶏肉はむね肉でももも肉でもよいが、筋や皮などを取り除いて平らに整えて塩麴を塗り(私はそのまま冷凍に)、しばらく置いてから、人参やいんげん。キノコなどを真ん中に挟んでタコ糸で巻き、(量にもよるが)レンジで5,6分チンをし、裏返して同じ程度チン。輪切りにして、貝割れやゆで卵を散らして、マヨネーズ、ヨーグルト、ケチャップ、レモン汁。塩胡椒などを混ぜて振りかける。見た目は手が込んでいますが、つくり方は簡単で、2,3日は作り置きができる一品です。
■「鶏肉がぷりぷり、ソースとの相性がいいね」というお声もありましたが、とにかく、少し手間暇かけるだけ。どうぞ、試してみてください。
⑥豆腐の山椒味噌のせと⑦の山椒の葉の佃煮
群馬の友人から昨年に続いて2回に分けて届いた山椒の葉は、デイを運営している関係もあって、散歩を兼ねて、利用者のお年寄りも摘んでくださったものだとか。1回目の山椒の葉は、私一人で葉をむしって擦ってみりんや味噌を入れて山椒味噌にするのに4時間ほど。ついでに、佃煮にしたのですが、できあがってみるとほんの少しの量に。食べるのはあっという間ですが、手間暇のかかる贅沢品です。
というわけで、2回目の山椒の葉は芝の家に持ち込んで、ランチのあとの手仕事に。おかげ様で4,5人が2時間で3分の1程度葉を摘むことはできました。残りは家でこの原稿を書く直前まで作業を。美味なるものは、結構時間がかかったりするものです。
◆たまきランチ初参加者は1名。曽根さんやご近所のお蕎麦屋さんから聞いて訪れたという女性も、食事のあと、山椒の葉摘みに参加してくださって、「こうした時間の過ごし方や、山椒の葉の香りに癒されます」と、うれしいお言葉がありました。
【たまきランチのお知らせ】
次回は5月23日。なお、5月30日(木)はお休みとなります。ご了承願います。
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