早い時間は、比較的静かな芝の家。
この日も、来場者さんがゆっくり読書をしたり、三味線を持って来場された方の演奏を楽しんだり、ゆったりした時間が流れていました。
お昼ごろになると、スタッフたまきさんのおすそ分けおかずと、ご近所さんの焼きたて餃子などの差し入れがあり、わいわいもぐもぐ、にぎやかな時間。
それから、布ぞうり作りが上手な方を囲んで「ここどうやるの?」と手しごとの時間に。
もちろん、合間にはおしゃべりが、それぞれの場所で盛り上がり。
しゃべり足りないわーという様子でみなさん帰って行かれました。
来週6/28(木)は、たまきさんお休みのため、おすそ分けおかずもありませんので、ご注意くださいね!
さて、環さんより、手作りおすそ分けメニューのご紹介です!
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【メニュー内容、食材のいただきものなど、お裾分けなど】( )内は、具材の品目数
①赤魚の粕漬け焼き、ベビーリーフ添え (2品目)
②新じゃが芋の甘辛煮 (1品目)
③蒸し茄子の辛子醤油和え (1品目)
④茄子の皮のきんぴら、人参と黄パプリカのきんぴら2種(4品目)
⑤野菜サラダの柚子胡椒ポン酢和え (具材は何と10品目)
⑥キノコの大根おろし、カイワレのトッピング (キノコ7種、9品目)
⑦森口漬け (1品目)
⑧鳥取大栄町のスイカ (1品目)
★食材のいただきもの
③の茄子は、阪口さんから。⑧の大栄町のスイカは、亡き親友のお母さんが、ここ30年「スイカ畑で死にたいほどスイカ好き」な私のために、毎回送ってくださる一品。また、先週フロリダ国際大学の学生さんたちからいただいた「たまきランチへのご寄付」により、食材の多くを賄いました。ヘロンさんに御礼のメールを打っておきますね。今頃、時差ボケで大変な思いをしているかもしれませんね。
●当日のお裾分け
宮嶋さんからトマトを。阪口さんから干しホタテ入り炊き込みご飯、野菜たっぷりの大きな餃子、ジャガイモサラダ、卵焼きなどのおすそ分けけで、食卓はさらに豪華に。
(おやつには、宮嶋さんからおこしとおせんべいが。何しろ、たまきランチの日は、「1日中食べておしゃべりの日で、笑顔もいっぱい。家族以外で「ワイワイする」のが、NHK『がってん』によると、寝たきり防止につながるんですって。)
【つくり方、印象・感想など】
③蒸し茄子の辛子醤油和え
長茄子7本分の皮をやや厚めにむき、茄子は横に3等分に。さらにそれぞれ縦に4当分程度に切ったものを蒸し器で12~15分程度蒸して、そのまま粗熱がとれたら、冷蔵庫で冷やしておく。食べる直前に、水切りして(手で絞るとつぶれてしまうので、注意)、和辛子と醤油・酢少量を混ぜておき、茄子と合わせる。子供がいる場合には、先に取り分けておくとよいでしょう。また、味付けは、ポン酢でもおかかと醤油だけ、マリネ風など、多めに作り置きしておいて楽しむのもよいでしょう。「茄子は使いきれず、余ってしまう」なんてことはないはずです。
④茄子の皮のきんぴら、人参と黄パプリカのきんぴら2種
「何コレ、クラゲ?」「茄子の皮だけ?」「初めて食べた」という感想が多かったのが、④の茄子の皮のきんぴらです。長茄子の皮を2等分したものを2,3ミリ程度の千切りにしたものをごま油で炒めて調理用酒と顆粒カツオだしで煮含めて、砂糖・醤油・しょうがで薄く味付けを。濃い味だと一晩おくとさらにしょっぱくなるので要注意。茄子の皮のきんぴらだけだと、量も少なく、色気もないため、人参と黄パプリカのきんぴらを別につくっておいて、最後に白ごまをふって盛り付けを。「今まで皮なんて捨てていたけど、これからは捨てられない」とは、料理心のある人の一声。
◆「新じゃがだと皮をむかなくてもいいのか!」「芽だけとってね」「豆いっぱいの野菜サラダのピリ辛味付けは何?」「レモンポン酢と柚子胡椒だけ」「大栄町のスイカ、甘やかでおいしい」と皆さん口々に。もちろんホタテの炊き込みご飯や、大餃子もおいしくて、皆さん「おなか一杯」といいつつも箸が止まらない面々でした。
◆たまきランチ初参加は、在勤の女性1名。
【たまきランチのコンセプト】
「食は大切、食を通してみんな大家族」、そんな願いを込めてお届けするひと時の幸せ。私自身メニューを考えるゆとりのある幸せ、工夫してつくる幸せ、初めての方もおなじみの方も一緒にテーブルを囲んで笑顔でいただくことの幸せ・喜び、ましてや「おいしい」といっていただけることの幸せを感じるからこその、私自身の食への挑戦。だから、食材費は私の個人負担。
★毎回約10人分8品目程度。
【たまきランチの約束事】
自分のご飯だけ(おにぎりまたは白いご飯)は持参すること。持参もせずその場のバランスも考えずに、好きなものだけ大量にとって、自身のおなかを満たす方は、ご遠慮下さい。その場一時にしても仮想にしても、大家族での食事なのだから。
環
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これを読んで、ワイワイにぎやかなお昼ごごはんが気になった方、お弁当を持ってきて、ご一緒しませんか。
運が良ければ、たまきランチと環さん、おいしい顔をしたみなさんに出会えます。
芝の家は、食堂のように食事を提供する場所ではありません。
食べ物が登場する時は、「持ち寄り」「おすそわけ」「みんなで作る」。
たまきランチは、とっても豪華だけれど環さんの「おすそわけ」。
作って食べてもらうことがうれしいという気持ちと、食べる人のうれしい気持ち(おいしい、みんなで食べると楽しいなどなど)がちゃぶ台を囲んで交差するとよいなぁと思っています。
もちろん、マイペースにご自分のお弁当を食べたい方はそのようにしていただけますよ。
お待ちしております。
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