この日は、中央区社会福祉協議会の方や、千葉大の学生さん、ご近所ラボ新橋のご近所さんが見学にいらっしゃいました。
また、お昼休憩や、駄菓子を買いにふらっと寄った在勤の方など、いつもよりも初めて来場された方が多かった日でした。
窓も開け放して、新しい風が入ってきたような気持ち。
お当番スタッフや、顔なじみの方たちも一緒にお話したり、お昼ごはんを食べたり、手しごとをしたりして、芝の家でのひと時を過ごしました。
ちなみに、この日の手しごとは、6/2の音あそび実験室のちらしの色塗り。お手伝いくださったみなさんありがとうございました。
さて、たまきランチを環さんから紹介してもらいます。
と、その前に、5/24(木)は、環さんもたまきランチもお休みです。
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【メニュー内容、食材のいただきもの、お裾分けなど】
①マグロの佃煮(ネギ、ショウガ、梅干し、サラダ菜を含む5品目)
②押し麩・ちくわ・エリンギ・三つ葉の卵とじ(5品目)
③もってのほか菊と胡瓜の酢の物(2品目)
④干しえのきと人参のきんぴら(2品目)
⑤こんにゃくのゴマ豆乳ソースステーキ(4品目)
⑥三つ葉のおひたしおかか添え(2品目)
⑦白瓜の粕づけプラス伽羅蕗の佃煮(3品目)
⑧カブ・胡瓜・根昆布・シソの葉の塩麹づけ(4品目)
★いただきもの
①のマグロ、②のエリンギ、④のえのき、⑥の三つ葉は、大場さんから。築地のいただきものとか。6月14日のフロリダ国際大学の学生さんたち16人が芝の家に訪れる件で、マグロの入手は可能かどうか相談したところ、今回も食材をお届けいただきました。
②の山形の押し麩と③の「もってのほか菊」は安孫子さんから、⑤の群馬県産こんにゃくと⑦の白瓜の粕漬けは良子さんから、⑦の伽羅蕗の佃煮は私の群馬の友人から。
今回は、食材のいただきものが多く、ほんの少し買い足しただけでメニュー完成。ありがたいことです。
●お裾分け
宮嶋さんからトマトとほうれん草をいただいたので、ほうれん草はおかか添えのおひたしに。トマトはゴマ醤油がけで。
(おやつには、宮嶋さんから豆大福、良子さんからクッキー、阪口さんからおせんべいをいただいて、棒茶で毎回にぎにぎしく、おしゃべりとお口もぐもぐの1日幸せでした)。
【つくり方、印象・感想など】
①マグロの佃煮
鮮度はいいけれど筋が多いため、また大量のために下処理と煮込んで味付けしていく手間暇が大変な贅沢な1品。安い赤みの柵を買って佃煮風にするか、オリーブオイルで塩コショウしてステーキで味わうのが一般的。または唐揚げにする方法もあるでしょうが、私は佃煮風が大好き。熱湯の中に、下処理したマグロをひと煮立ちさせて湯切りし、ネギ・しょうが・梅干を入れて、まずは、砂糖のみで甘味を含ませるためしばらく煮てから酒・醤油・みりんで味付けを、何回か繰り返すこと。最初から砂糖・酒・醤油・みりんを入れて煮立たせると醤油味が勝ってしまうようです。
⑤こんにゃくのゴマ豆乳ソースステーキ
前回は、鶏肉をこのソースで仕立てて皆さんから好評でしたが、今回は、いただいたこんにゃくを使ってみようと思い立ちました。こんにゃくは他の料理でも毎回、適当な大きさにカットした後、砂糖をまぶして臭みとりと味の染みやすさのひと手間が大切です。いただいたこんにゃくは、味が染みやすい形状のものだったため、買い足したこんにゃくも両面薄く切れ目を賽の目に入れ、3センチ程度にカットして、ビニール袋に砂糖をまぶしてしばらくおき、(私は一晩おきましたが、最低10分はおいたほうがよいとか)、砂糖を洗い流しておく。白ごまを擦って豆乳は好みで、ニンニクは適量混ぜてソースをつくっておき、こんにゃくはごま油で焼き、砂糖・醤油をからめておき、ソースをからめて完成です。砂糖と醤油は多すぎないよう調整してください。
◆「何? これ」「へっ、こんにゃく?」「このソース絶妙」と皆さん口々に驚きを表明。当方は「してやったり」と思ったりして。豆腐、野菜サラダなど、何でもいけますが、若ニンニクやマヨネーズを足したり、いろいろ楽しめそうですよ。
■全体印象・感想など
初参加の方もお馴染みさんも、まずはインフルエンザやはしか予防のため、まずは手洗いを励行、次に「たまきランチメニューボードをお目通しください」とお願いしています。そのうえで、ひとつのテーブルを囲んでの食事ですから、そこは大家族のあり様。それがたのしく楽しくて、おいしさ・幸せ感につながるのでしょう。もちろん、こうしたことに苦手な方には無理にはお誘いしません。その結果、「おいしかった」「このままお昼寝モード」「腹いっぱい」「幸せ」といったお声が。おかげ様で「食べていただいてありがとう」とうれしい限りです。
たまきランチ初参加の方は、在勤の女性2名、見学者男性1名、女性1名の計4名。
【たまきランチのコンセプト】
「食は大切、食を通してみんな大家族」、そんな願いを込めてお届けするひと時の幸せ。私自身メニューを考えるゆとりのある幸せ、工夫してつくる幸せ、初めての方もおなじみの方も一緒にテーブルを囲んで笑顔でいただくことの幸せ・喜び、ましてや「おいしい」といっていただけることの幸せを感じるからこその、私自身の食への挑戦。だから、食材費は私の個人負担。
★毎回約10人分8品目程度。
【たまきランチの約束事】
自分のご飯だけ(おにぎりまたは白いご飯)は持参すること。持参もせずその場のバランスも考えずに、好きなものだけ大量にとって、自身のおなかを満たす方は、ご遠慮下さい。その場一時にしても仮想にしても、大家族での食事なのだから。
環
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これを読んで、たまきランチが気になった方、お弁当を持ってきて木曜日のお昼ご飯をご一緒しませんか。
運が良ければ、たまきランチと環さん、おいしい顔をしたみなさんに出会えます。
芝の家は、食堂のように食事を提供する場所ではありません。
食べ物が登場する時は、「持ち寄り」「おすそわけ」「みんなで作る」。
たまきランチは、とっても豪華だけれど環さんの「おすそわけ」。
作って食べてもらうことがうれしいという気持ちと、食べる人のうれしい気持ち(おいしい、みんなで食べると楽しいなどなど)がちゃぶ台を囲んで交差するとよいなぁと思っています。
もちろん、マイペースにご自分のお弁当を食べたい方はそのようにしていただけますよ。
お待ちしております。
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