この日は、曇りから激しい雨、カミナリ、そして快晴、とヘンテコなお天気の日でした。
そのためか、全体的に来場した人は少なく、のんびりすごしました。
さて、芝の家は基本的に家具の配置に決まった形はないので、インベントや、その日のお当番の気分、状況に合わせて変えています。
たまきランチのある日も、あーだこーだと試行錯誤、ランチを楽しむ人、それ以外の人、日差しの関係などなどどんな風に配置したらみんなが気持ちよく過ごせるかなぁと考えています。
この日は、テーブルにおかずを乗せてビュッフェ形式に!好きなように取れるし、おしゃれねーなんて思っていたけれど、目の前におかずがないちゃぶ台はちょっと寂しく。。
次回からも、ちゃぶ台におかずを並べていただくことになりそうです。
さて、たまきランチを環さんよりご紹介。
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【5月10日チメニュー内容・食材のいただきもの・お裾分けなど】( )は具材数
1 大根とつぶ貝の煮もの(2種)少し甘辛煮、味に物足りない方は柚子胡椒添えで、どうぞ。
2 鶏肉のゴマネギ豆乳ソース和え(4種)
3 白きクラゲと胡瓜のゴマ酢醤油和え(3種)
4 蕗・薩摩揚げ・ちくわの煮もの(3種)
5 タケノコの山椒味噌和え(3種)
6 木綿豆腐の山椒味噌乗せ(3種)
7 具沢山12品種のサラダ(サラダ菜、新玉ネギ、胡瓜、国産レモン、トマト、ジャガイ
モ、ハム、かにかま、茹で卵をニンニク入りヨーグルトマヨネーズで)
8 蕗の葉の甘辛煮と山椒の葉の佃煮
★食材のいただきもの
①のつぶ貝が北海道登別の友人から。③の白きクラゲは、芝の家スタッフのココさんから。④の蕗と⑤のタケノコは馴染みの寿司屋から。能登のもの。⑤と⑥の山椒は群馬と長野の友人から。⑧の蕗の葉は安孫子さんから。また、⑤のタケノコと⑦のサラダ菜はスタッフまいこさんから。おかげ様で、贅沢なテーブルに。
●当日のお裾分け
宮嶋さんから、トマトとほうれん草を。西山さんからチジミ、大場さんからキャベツの一夜漬けを。(おやつには、宮嶋さんから、最中とおこし、良子さんから信州のそばかりんとう、阪口さんからかりんとうをいただいて、温かい棒茶であいかわらずにぎやかに)。
【つくり方、印象・感想など】
ちょうど昼前後で巨大な雷と雨のため、参加者は、久々の連休明け出会いでしたが、少人数。しかし会話は(当然)にぎにぎしくテレビの会話から政府の対応などあれこれ満載。
②鶏肉のゴマネギ豆乳ソース和え
「これ鶏肉? マグロみたい」「このソース、サラダでも何にでもあいそう」「うまっ!」という声が上がったのが、これ。私としては、大したことしていないのが意外や意外。
●鶏肉皮つきは、厚みが平らになるように割いて、フォークで肉に味がしみとおるように。ビニール袋に塩こうじをまぶして入れ、一晩おく。●鶏肉は、塩コショウをして、皮目から動かさずに焼く。両面じっくりと10分程度か。●その間に、ソースを用意。白ごまたっぷりを摺り、豆乳、醤油。みりん・酢、ニンニク少量を好みであえておく。●鶏肉両面がいい加減に焼けたら、アルミホイルでしっかり包んで4,5分むらし、その後、食べやすいサイズに切り分け、小口青ネギとソースをあえてできあがり。食べるとき
はチンしてもよく、冷めていても大丈夫。●このソースは、野菜サラダなど、何でも合います。時にはケチャップをたしてもね。
◆全体印象・感想など
「このおかげで、私たち生かされているのかも」「ふだん口にできない旬を味わえたりするものね」なんて、大げさなお言葉をいただいたりして、作る側は幸せ時です。何しろ、お馴染みさんたちは、食器の後片付けから最後の掃除まで、当番の役割を率先してやってくださって、ありがたくもある仲間たちです。今回のたまきランチ初参加は、1歳男児ママ1名。
なお、当日夜はいつもなじみの寿司屋で飲むことにしているのですが、そこに何と、たまきランチ初参加のママが(当時3か月女児と1歳9か月男児)の方がいらして、お勘定時にそんなことをお知らせいただきました。そんなことも覚えていなくて、男児と5か月女児におせっかいをして触れ合っていた私です。
【たまきランチのコンセプト】
「食は大切、食を通してみんな大家族」、そんな願いを込めてお届けするひと時の幸せ。私自身メニューを考えるゆとりのある幸せ、工夫してつくる幸せ、初めての方もおなじみの方も一緒にテーブルを囲んで笑顔でいただくことの幸せ・喜び、ましてや「おいしい」といっていただけることの幸せを感じるからこその、私自身の食への挑戦。だから、食材費は私の個人負担。
★毎回約10人分8品目程度。
【たまきランチの約束事】
自分のご飯だけ(おにぎりまたは白いご飯)は持参すること。持参もせずその場のバランスも考えずに、好きなものだけ大量にとって、自身のおなかを満たす方は、ご遠慮下さい。その場一時にしても仮想にしても、大家族での食事なのだから。
環
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これを読んで、たまきランチが気になった方、お弁当を持ってきて木曜日のお昼ご飯をご一緒しませんか。
運が良ければ、たまきランチと環さん、おいしい顔をしたみなさんに出会えます。
芝の家は、食堂のように食事を提供する場所ではありません。
食べ物が登場する時は、「持ち寄り」「おすそわけ」「みんなで作る」。
たまきランチは、とっても豪華だけれど環さんの「おすそわけ」。
作って食べてもらうことがうれしいという気持ちと、食べる人のうれしい気持ち(おいしい、みんなで食べると楽しいなどなど)がちゃぶ台を囲んで交差するとよいなぁと思っています。
もちろん、マイペースにご自分のお弁当を食べたい方はそのようにしていただけますよ。
お待ちしております。
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