この日のふらっと芝の家はどんな様子だったのでしょう?
たまきランチから垣間見える様子はどんなかな?
環さんからたまきランチを紹介してもらいましょう。
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今回は、酒粕・赤コンニャクなど、ふだんあまり手に入らない食材をいただいたので、仕込みが4日前から時間をかけての下処理でした。ただし、それが成功したかどうかはムムム? なお、最近は、まず手洗い励行(ゼロ歳児も)、事前メニューチェックの上、食事開始、といった約束事も参加者からお声が出るようになりました。
【2月8日メニュー内容・食材のいただきもの・お裾分けなど】
①赤と白コンニャクを、田楽味噌(味噌は甜麺醤をメインに)と、生青のりのさっと煮佃煮で
②ヤリイカと鮭の味噌粕漬け焼き★これは4日間漬け
③青ネギ入り酒粕の卵焼き
④ホウレンソウ・もやし・ベーコンのカレー風味炒め
⑤カブと油揚げの煮びたし
⑥フライドポテト風とあらびきウインナー
⑦たまき流人参たっぷり素朴な味付け数の子入り松前づけ★数の子の塩出しは2日前から
⑧タマネギ丸ごとの京都漬物と、大根の味噌漬け
★食材のいただきもの
①近江八幡の赤コンニャク、②と③の酒粕(京都黄桜の半生酒粕)は良子さんから。④のホウレンソウは宮嶋さんから。⑤の塩漬け数の子と⑧のタマネギのつけものは、まいこさんから。
●お裾分け
宮嶋さんから白菜の浅漬けとトマト、阪口さんからカブのキムチ漬けを。
(おやつには、宮嶋さんからミカン、上原さんから「白い恋人」、良子さんからビスケット、斉藤ちえさんから揚げたてあられとかりんとう、木原さんからチョコパンと、盛りだくさんで、環持参の抹茶入り玄米茶でいただきました。おやつまで盛りだくさんです)。
【つくり方・印象・感想など】
①赤と白コンニャクを、田楽味噌(味噌は甜麺醤をメインに)と、生青のりのさっと煮佃煮で
近江八幡の赤コンニャクは、「この色付けは何?」というのが大きな話題。生青のりは軽く洗って酒・醤油・みりんとわさびで軽く煮たてて味付けを(濃い味付けにすれば日持ちはするし、しけっったり色変わりしたのりを混ぜても佃煮にはOK)。ご飯の音もでもいけます。今回の田楽味噌は甜麺醤とオイスターソース少々・酒をメインにレンジでチンして煮切り。
③青ネギ入り酒粕の卵焼き
卵6個、酒粕多分60グラム程度、砂糖大匙4杯程度、マヨネーズ大匙3程度、塩少量。
以上をすり鉢ですってできるだけなめらかに。ネギは好み、ニラでもいいけど高いし、ネギやニラはなくでもOK.あとは焦げないよう焼くだけ。「えっ、酒粕入りってこんなにおいしいの? 発酵食遺品って体にもいいし衝撃」と絶賛で、こちらのほうがびっくり。
●全体的に
「酒粕だけでなく、味噌をあえるこの贅沢感がいいよね」「カブの煮びたしは、どうして、こんなコクがでるの」「カブを煮詰めるととろとろでつかめないほど、このほどよい加減は何?」「僕の好きなものばかり」と、所感ざまざま。ときどきみえるトマト好き青年が、今回は初めて、白ご飯だけを持参して参加していただきました。そんなこんなのひと時でした。
【たまきランチのコンセプト】
「食は大切、食を通してみんな大家族」、そんな願いを込めてお届けするひと時の幸せ。私自身メニューを考えるゆとりのある幸せ、工夫してつくる幸せ、初めての方もおなじみの方も一緒にテーブルを囲んで笑顔でいただくことの幸せ・喜び、ましてや「おいしい」といっていただけることの幸せを感じるからこその、私自身の食への挑戦。だから、食材費は私の個人負担。
★毎回約10人分8品目程度。
【たまきランチの約束事】
自分のご飯だけ(おにぎりまたは白いご飯)は持参すること。持参もせずその場のバランスも考えずに、好きなものだけ大量にとって、自身のおなかを満たす方は、ご遠慮下さい。その場一時にしても仮想にしても、大家族での食事なのだから。
環
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これを読んで、たまきランチが気になった方、お弁当を持ってきて木曜日のお昼ご飯をご一緒しませんか。
運が良ければ、たまきランチと環さん、おいしい顔をしたみなさんに出会えます。
芝の家は、食堂のように食事を提供する場所ではありません。
食べ物が登場する時は、「持ち寄り」「おすそわけ」「みんなで作る」。
たまきランチは、とっても豪華だけれど環さんの「おすそわけ」。
作って食べてもらうのがうれしいという気持ちと、食べる人のうれしい気持ち(おいしい、みんなで食べると楽しいなどなど)がちゃぶ台を囲んで交差するとよいなぁと思っています。
もちろん、マイペースにご自分のお弁当を食べたい方はそのようにしていただけますよ。
お待ちしております。
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