雨の日が続きますね。この日も、雨足は強めだったのですが、芝の家へ足を運んでくださる方は多く、いつものように賑わった一日でした。
環さんから、この日のたまきランチをご紹介!
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たまきランチは、最近、食材を提供してくださる方々がいます。そこで、提供食材中心にメニューを考えることも多くなり、提供食材の調理多種を楽しむことも、私自身の課題です。いつどんなときでも、楽しむことをモットーとしたい環からです。
【メニュー内容、いただきもの・お裾分けなど】
①柿なます
②和風ロールキャベツ
③キャベツと大根・胡瓜の塩麹漬け
④ぶり大根
⑤キャベツと卵のサクラエビ甘酢炒め
⑥小松菜と油揚げの煮びたし
⑦生コンニャク・竹輪・しいたけ・竹輪・はんぺんなどの煮物
⑧ナスとピーマン・豚肉の油味噌炒め
★いただきもの
育代さんから、①②③④⑤⑦で使用した大きなキャベツと大根、生コンニャク(糸コンと板コン)をいただいたので、それらを使い切る料理としました。なお、私の友人から安曇野の伏流水で育った新米(コシヒカリ)が届いたため、今回は、新米3合も炊いてお届けしました。また、名古屋の約30年来の友人からは、ある研究会の際の交流会で、私自身へ寄付をいただいたので、それをぶりや食材の資金の一部に使わせていただきました。
★お裾分けなど
ご近所の宮嶋さんから、水ナス漬けとトマトを、良子さんから、コロッケキャベツ添えとカブとガゴメ昆布の塩麹漬けを、おやつには宮嶋さんからおせんべいをいただきました。
【つくり方のポイント、印象・感想など】
「毎回これだけつくるのは大変ね」「この新米、甘やかでつややかでおいしい、天塩と海苔がたまらない」「ぶり大根の大根のしみ具合が、のどごしにたまらない」「一体何時間かかるの」とのお声が飛び交って、たまきランチがスタート。つくり方は、すべてにこの場でお答えはできないので、1、2品とりあげてのポイント紹介です。なお、調味料などの分量はほぼ勘というか適当ですから、一応の目安としてくださいね。
①柿なます
なますは正月料理だと思われがちですが、私は、年中つくります。秋から冬は柿も加えて。冬場は干し柿を使用しますが、いまは柿が安いので、生柿を使用。大根はイチョウ切り、ニンジンは薄切り(人参の大きさにより千切りでもイチョウでも)して、塩を振って1時間程度おき、塩抜きして三杯酢でつけこみ、数時間程度おいたあとに柿を薄切りにして混ぜる。
★柿は、熟したほうがいいのかという質問が多くありましたが、それは好み次第。混ぜて少し時間を置いたほうが馴染むし、熟したほうがいいのかも好み次第。甘味は、柿で十分。干しブドウを
加えてもいけます。
⑦生芋コンニャク、竹輪・しいたけ・はんぺん・いんげんの煮物
「この煮物は白だしですか」と育児ママからの質問が。糸コンと板コンは、ビニール袋に砂糖をスプーン1杯程度入れて2,3分もんで洗い流しておき(味をしみこみやすくするため)、2通りの味付処理に。1回目は、コンニャク・椎茸・竹輪の砂糖・醤油などで少し甘辛煮煮つけ、2回目ははんぺんといんげんの白だし煮。一緒に煮てもいいが、見た目を重視。
★「だから、はんぺんは味がしみ込みながらも白いんだ」「椎茸などの甘さ加減も、ひと手間で違うのね」との感想も。
●今回は、雨にもかかわらず、赤ちゃんのお母さん4人、在勤の男性も参加。食事やおやつ時に「同じ果物やお茶でも、ここでいただくのと何故味がちがうのだろう」なんていうお声をいただいて「それはみんなでいただくから、そして、この笑顔だから」と、あははおほほ、もぐもぐと語るひと時でした。
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これを読んで気になったあなたも、お弁当を持って、ふらっと芝の家に遊びに来ませんか?
運が良ければ、たまきランチに出会えるかも!!!
芝の家は、食堂のように食事を提供する場所ではありません。
食べ物が登場する時は、「持ち寄り」「おすそわけ」「みんなで作る」。
たまきランチは、とっても豪華だけれど環さんの「おすそわけ」。
作って食べてもらうのがうれしいという気持ちと、食べる人のいろんなうれしい気持ち(おいしい、みんなで食べると楽しいなどなど)がちゃぶ台を囲んで交差するとよいなぁと思っています。
もちろん、マイペースに自分のお弁当を食べたい方も、そのように過ごしていただけますよ。
【たまきランチのコンセプト】
「食は大切、食を通してみんな大家族」、そんな願いを込めてお届けするひと時の幸せ。私自身メニューを考えるゆとりのある幸せ、工夫してつくる幸せ、初めての方もおなじみの方も一緒にテーブルを囲んで笑顔でいただくことの幸せ・喜び、ましてや「おいしい」といっていただけることの幸せを感じるからこその、私自身の食への挑戦。だから、食材費は私の個人負担。
★毎回約10人分8品目程度。
【たまきランチの約束事】
自分のご飯だけ(おにぎりまたは白いご飯)は持参すること。持参もせずその場のバランスも考えずに、好きなものだけ大量にとって、自身のおなかを満たす方は、ご遠慮下さい。その場一時にしても仮想にしても、大家族での食事なのだから。
環
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