この日は、山納洋さん著「つながるカフェ コミュニティの<場>を作る方法」という本で芝の家を知って、初めて芝の家に来場された大阪からの方、近くにお勤めで、初めてお弁当を持って来場された方がいました。芝の家にいると、日々新しい出会いがあります。
そんな中、たまきランチがあるとおすそ分けの輪が広がって、初対面でも話が弾んだり、一緒に食べられなくても話題になったり。。
さて、この日のたまきランチを環さんから紹介します。
—————————-
【メニュー内容など】
①サバ缶詰・シラタキ・シシトウ・タマネギのトマト煮
②ワカメ・ニンジン・エノキのナムル
③ナスと豚肉のピリ辛炒め
④新ジャガの甘辛煮
⑤キュウリの塩麹漬け
⑥キュウリ・モヤシ・薄焼き卵・鶏のささみの燻製のごま油酢和え
⑦冷奴・水ナス・九条ネギ・ミョウガのせを醤油麹で
⑧イカ・ズッキーニ・チンゲンサイの塩コショウ炒め
①のサバ缶詰とホールトマトは香純ママから、②のワカメは杏さんから、③のナス、⑤のキュウリはヨガ友から「たまきランチにぜひ使って」といただいたもの。ありがたいことです。
【印象・感想など】
在勤の若い女性2人連れにお声がけしたところ、「お弁当は野菜不足なので野菜をいただきます」とうれしそう。常連さんたちは、我が事のように、たまきランチをおすすめしてくださって、本当にありがたいことです。いつも通り、香純ママは、「これだけ多くの品目がいただけるので、おっぱいがたくさん出るんだよ」と生後5カ月になった香純ちゃんに語りながら、おいしそうにほうばって、みんなの笑いを誘っています。香純ちゃんは、みんなに笑顔をふりまいていて、いつもの幸せ時間に、さらに幸せを運んでくれました。
当日のおすそ分けは、宮嶋さんから茹でソラマメと鶏のアーモンド炒めとトマト、良子さんから甘酢肉団子のレタス・キュウリ添え、安孫子さんからから揚げ、とテーブルに乗り切れないほどの料理の数々。おやつには、環持参のカステラと、斉藤さんからおせんべいが届いて、なんだか1日食べっぱなし。夏場の熱い日本茶も胃に優しい感じでした。
【つくり方など】
⑦冷奴・水ナス・九条ネギ・ミョウガのせを「醤油麹もどき」で
麹マイスターの我が妹からもらった“醤油麹”がなくなったので、簡単な「醤油麹もどき」をつくってみました。塩麹と甘酒を同等の分量に混ぜ合わせ、そこに醤油を適量で加える(あまり多くなくてもよい)、これを冷奴、薄切りした水ナス、九条ネギとミョウガを刻んで、食べる時に醤油麹もどきをのせていただく。コレ、我が家の毎日の定番です。冷奴から水気が出るので、食べるつど、かけていただくほうが、最初から混ぜ合わせるよりもいいですよ。ぜひトライしてみてください。
⑧イカ・ズッキーニ・チンゲンサイの塩コショウ炒め
イカの一夜干し1枚(冷凍)を解凍し、ズッキーニ・チンゲンサイを炒めて塩こしょうして片栗粉でとろみをつけただけ。あっさりさっぱりいただけます。これも安くて簡単料理です。
—————————
木曜日は終わり頃の時間に、近所に住んでいるWさんとヘルパーのNさんがやってきます。この日も、高橋さん母子や、幼稚園帰りのKさん母子と一緒にしばしのおしゃべりや赤ちゃんと触れあいの時間を楽しまれていきました。「いつもありがとうね」と穏やかにおっしゃるWさん、小さい子どもを持つ親としては、手を焼く子どもたちを「かわいいわねぇ」と言ってくださるだけで、ほっとする気持ちになれ、こちらこそありがとうの気持ちになります。
——————————
芝の家は、食堂のように食事を提供する場所ではありません。
食べ物が登場する時は、「持ち寄り」「おすそわけ」「みんなで作る」。
たまきランチは、とっても豪華だけれど環さんの「おすそわけ」。
作って食べてもらうのがうれしいという気持ちと、食べる人のいろんなうれしい気持ち(おいしい、みんなで食べると楽しいなどなど)がちゃぶ台の囲んで交差するとよいなぁと思っています。
【たまきランチのコンセプト】
「食は大切、食を通してみんな大家族」、そんな願いを込めてお届けするひと時の幸せ。私自身メニューを考えるゆとりのある幸せ、工夫してつくる幸せ、初めての方もおなじみの方も一緒にテーブルを囲んで笑顔でいただくことの幸せ・喜び、ましてや「おいしい」といっていただけることの幸せを感じるからこその、私自身の食への挑戦。だから、食材費は私の個人負担。
★毎回約10人分8品目程度。
【たまきランチの約束事】
自分のご飯だけ(おにぎりまたは白いご飯)は持参すること。持参もせずその場のバランスも考えずに、好きなものだけ大量にとって、自身のおなかを満たす方は、ご遠慮下さい。その場一時にしても仮想にしても、大家族での食事なのだから。
環
|