この日も、たまきランチを中心に、来場のみなさん、お当番とふらっと芝の家が開かれました。
たまきランチを環さんから紹介します。
——————————-
【メニューなど】
①肉豆腐(厚揚げ・糸こんにゃく・豚肉・インゲン)
②ヒヨコマメと夏野菜の野菜ジュース煮(具材はなんと9種類)
③加賀車麩の卵とじ
④キノコのおろし合え
⑤冷奴と水ナス・九条ネギ・ミョウガの醤油麹がけ
⑥キュウリと大根の胡麻油酢づけ
⑦自家製大根漬け
⑧トマトとキュウリ
★素材のいただきもの
①の糸こんにゃくと②のヒヨコマメ缶は香純ママから、③の加賀車麩は馴染みの能登出身の寿司屋さんから、⑦は我が妹の畑でとれた大根を妹が干してつけたもの。
★おすそ分け
宮嶋さんから、枝豆とホウレンソウのおひたし、大場さんからキュウリと水菜のつけもの、操さんから甘酢づけとデザートに自家製シャーベット、安孫子さんから煮豆、良子さんからコロッケ、とテーブル満杯のおすそ分けがずらり。
【印象・感想など】
「木曜日は何が何でもこなくっちゃ」と安孫子さん。「福島のコーヒーを届けに来たの、食べてる時間はないけど、運ぶくらいは」と杏さん。操さんもあれこれと細やかな気遣いで、盛り付けなどを手伝ってくださいました。
さて、話題の1番は、⑤の「醤油麹もどき」。良子さんだけは、前々回の「醤油麹もどき」の作り方を覚えていて早速自宅でつくったようですが、この日も何回も聞かれて「塩麹と甘酒を同量で、そこに醤油を少量入れてかき混ぜるだけ」と繰り返し繰り返し説明をしました。「醤油麹とはまた違うこの感じ」と操さん。「ミョウガと水ナス、九条ネギの妙、これもたまらないね」と皆さん口々に。醤油麹もどきは、時に刺身こんにゃくや野菜サラダ、お刺身などにもあいますよ。なお、神戸の友人からは、「7月7日のちゃぶ台日誌を見て早速醤油麹を作ってみたけど、おいしくて、1人で豆腐1丁食べておなか一杯」という連絡も入っています。本当に病み付きになりそう。私は、これで毎日晩酌をしているのです。
【つくりかたなど】
③加賀車麩の卵とじ
加賀車麩は結構スーパーに売っています。しっかりと水でもどして、水切りをし、醤油・砂糖・かつおだしで甘目の濃い出汁の中に車麩を入れ、味が染みたら、溶き卵をかけて一晩おいてからいただく。冷めても美味なので、お弁当のおかずにもなります。
———————————
この日は、小学校の終業式。
早めに学校が終わった子どもたちが、おやつの時間に、環さんの淹れたお茶をいただく場面も。
暑い日に、急須で淹れた暖かいお茶をいただくのも子どもたちにとっては新鮮だったのではないかな。
写真は、たまきランチに参加された曽根さんに撮っていただきました。
芝の家は、食堂のように食事を提供する場所ではありません。
食べ物が登場する時は、「持ち寄り」「おすそわけ」「みんなで作る」。
たまきランチは、とっても豪華だけれど環さんの「おすそわけ」。
作って食べてもらうのがうれしいという気持ちと、食べる人のいろんなうれしい気持ち(おいしい、みんなで食べると楽しいなどなど)がちゃぶ台の囲んで交差するとよいなぁと思っています。
【たまきランチのコンセプト】
「食は大切、食を通してみんな大家族」、そんな願いを込めてお届けするひと時の幸せ。私自身メニューを考えるゆとりのある幸せ、工夫してつくる幸せ、初めての方もおなじみの方も一緒にテーブルを囲んで笑顔でいただくことの幸せ・喜び、ましてや「おいしい」といっていただけることの幸せを感じるからこその、私自身の食への挑戦。だから、食材費は私の個人負担。
★毎回約10人分8品目程度。
【たまきランチの約束事】
自分のご飯だけ(おにぎりまたは白いご飯)は持参すること。持参もせずその場のバランスも考えずに、好きなものだけ大量にとって、自身のおなかを満たす方は、ご遠慮下さい。その場一時にしても仮想にしても、大家族での食事なのだから。
環
|