この日は、なんとものんびりまったりした1日でした。
初対面の方々もいたのですが、まるで昔からの知り合いのように笑い合いおしゃべりを楽しんだ、0歳から80歳代の多世代女子会でした。
また、近所に住む90代のYさんがヘルパーさんと車椅子で縁側に訪れて、しばしおしゃべり。「おしゃべりは薬よ」と言われたことが印象的でした。
さて、この日のランチをたまきさんからご紹介。
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【メニュー内容】
①イカ・にら・銀杏炒め
②おからのテリーヌ甘酢あんかけ
③豚肉とナスのピリ辛炒め
④キャベツと卵炒め・干し白エビ入り
⑤ジャガイモとピーマンのカレー風味炒め
⑥冷奴の醤油麹・ミョウガ・九条ネギなどの薬味で
⑦新キャベツ・キュ―リ・シソの実の塩麹づけ
⑧トマト・キュウリ・ルッコラのサラダ
【いただきもの・差し入れ・印象・感想など】
①の銀杏はキャサリンから、②のおからテリーヌパウダーはもとこさんから、⑥の醤油麹は妹の手づくり。
差し入れとして、ご近所の宮嶋さんから茹でソラマメ、良子さんから茹で卵と焼きウインナーのサラダ添えを、おやつにはまいこさんからフィリピンのクッキーをいただいて、分かち合いを。
初めて環ランチに白ごはん持参で参加した4か月女児のママの「こんな場所があって、うれしい。みんなと一緒のものをみんなでつつけることって素敵」との感想に、みんな笑顔でにっこり。それが私の幸せでもあります。
【つくり方・ポイント】
②おからのテリーヌ甘酢あんかけ
★鶏ひき肉250グラム程度の卵2個、おからパウダー大さじ2.5程度をビニール袋に入れてよく混ぜ、みそ(多分)小さじ1程度をよくもみこんでしばらく置く。タッパーにオリーブオイルをぬって半量の★を敷き、へたを切ったオクラを2列に並べて、その上に残りの★をかぶせて、レンジで5分程度チンする。冷めたらタッパーから取り出して7ミリ程度に切りわけ、鍋で甘酢をつくって上にかける。ポイントは鶏ひき肉を前夜塩麹で漬け込んでおくこと。塩麹の量はあまり多くしないこと。
品数が多い場合は、手間暇をかけるメニュー半分と簡単で見栄えのよいものを半分程度に。また、全体では、彩りを考えることも重要。
⑥冷奴の醤油麹がけ
醤油麹だけで冷奴を食べてもいいけれど、薬味を混ぜるとまた味が格別。「豆腐が絶妙」との感想も頂きましたが、豆腐はスーパーの100円の木綿豆腐。これがミョウガ(縦に切らずヨコの輪切り)、九条ネギ、大葉、ショウガの千切りの好きなもの、または全部をのせて醤油麹でいただくと、あら不思議。絶妙なんです。100円豆腐が高級感たっぷりに! ただし、醤油麹が手に入るかどうかですね。これも麹マイスターの妹のおかげです。
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これを読んでたまきランチが気になったあなたもふらっと芝の家に遊びに来ませんか?
お弁当を持ってきて一緒に、お昼ごはんの時間を楽しみましょう。
もちろん、おしゃべりだけでも、お茶だけでもどうぞ。どなたでも、お気軽に立ち寄っていただけたらと思います。
芝の家は、食堂のように食事を提供する場所ではありません。
食べ物が登場する時は、「持ち寄り」「おすそわけ」「みんなで作る」。
たまきランチは、とっても豪華だけれどたまきさんの「おすそわけ」。
作って食べてもらうのがうれしいという気持ちと、食べる人のいろんなうれしい気持ち(おいしい、みんなで食べると楽しいなどなど)がちゃぶ台の囲んで交差するとよいなぁと思っています。
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【たまきランチのコンセプト】
「食は大切、食を通してみんな大家族」、そんな願いを込めてお届けするひと時の幸せ。私自身メニューを考えるゆとりのある幸せ、工夫してつくる幸せ、初めての方もおなじみの方も一緒にテーブルを囲んで笑顔でいただくことの幸せ・喜び、ましてや「おいしい」といっていただけることの幸せを感じるからこその、私自身の食への挑戦。だから、食材費は奈良個人負担。
★毎回約10人分8品目程度。予約不要、無料。
【たまきランチの約束事】
自分のご飯だけ(おにぎりまたは白いご飯)は持参すること。持参もせずその場のバランスも考えずに、好きなものだけ大量にとって、自身のおなかを満たす方は、ご遠慮下さい。その場一時にしても仮想にしても、大家族での食事なのだから。
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