2017年度がはじまり、3ヶ月目に入りました。春に旅立った彼女たちはどうしているかな、それぞれの現場で元気でいるといいなあと願う、今日この頃です。
2016年度のおわり、在学中に芝の家スタッフとして活動してきた3名の方に、卒業論文に関連して芝の家を訪れた方々と共にお話をしてもらいました。それからふた月半が経ってしまいましたが簡単な報告をまとめておきたいと思いました。
「卒論発表会in芝の家」
・実施日時
3/24(金)午後2時〜3時
3/30(木)午後2時〜8時
・延べ参加人数
90人(高齢者17人、大人62人、子ども11人)
発表学生は9人6組
・企画
学生スタッフ今井さん、芝の家スタッフ加藤
【3/24(金)参加11人】
静岡文化芸術大学文化政策学部芸術文化学科の山田さん「子どもたちの居場所-出会いをもたらす第3の場-」
【3/30(木)第1部 参加39人】
武蔵野大学人間科学部社会福祉学科の青柳さん、上村さん、西川さん、丸山さん「住民主体の地域コミュニティ形成における居場所の重要性」
津田塾大学学芸学部多文化国際協力コースの菊池さん「サードプレイスとしての「芝の家」-東京都港区におけるつながりの場創造の取り組み-」
明治学院大学社会学部社会学科の今井さん「コミュニティカフェはコミュニティの形成に何をもたらすか-地域コミュニティにおける繋がりの変化について-」
卒論調査がきっかけで3年生のころから来場、スタッフとして場に関わりながらいろいろな方とお話をしていったなかで見えてきたことを語ってくれました。
発表の後半は、学生さんを囲んで参加の方々と共に対話の時間をすごしました。
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「よるしば」で休憩、お鍋をつついた後
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【3/30(木)第2部 参加43人】
明治学院大学法学部政治学科の星野さん。
「現代における町内会の意義ー南太田4丁目町会を事例にー」
港区地域こぞって懇談会が縁で芝の家に来場、その後スタッフとして関わりよるしばを共に運営してきました。子どもたちとも彼らの目線に立って話ができる貴重な存在。地元町内会に飛び込んでフィールドワーク、実感のこもった内容を語ってくれました。
慶應義塾大学環境情報学部の林きょんみんさん
授業がきっかけで芝の家に来場、よるしばを立ち上げ、仲間を募り、ゆるやかに夜の芝の家を定期的に開け続けました。開き続けるってすごいことですよね。それを淡々とおおらかにやりつづけました。
発表は「福祉現場における場づくりについて-就労継続支援B型事業所ハーモニーを事例に-」
芝の家で過ごしてきたことも絡め、自分自身の変化というものを飾らない、自分らしい言葉で語ってくれました。
以上、発表者とテーマのご紹介でした。なお、卒業論文は芝の家で閲覧できるものもありますのでご興味を持たれた方はどうぞお声がけください。
(3/24の発表後芝の家の前でぱちり!)
発表をしてくださったみなさんへ
お元気ですか。またふと芝の家を思い出したり、足を運んでくださったらうれしいです。いつでもお待ちしていますよ!
※大学の所属は2017年3月当時ということになります。
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