5/25(木)は11時のオープン直後より、とてもにぎやかな芝の家でした。外を通りかかったご近所の方からも「大勢の方でにぎわっていましたね」と夕方声をかけられました。というのも……
その理由は?今週も環さん(芝の家スタッフ)からのレポートをいただきましたのでぜひそちらをお読みください。
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今回は、フロリダ国際大学の学生14人を伴って、マイアミ在住のヘロン久保田雅子さん(環の友人)が芝の家に見学体験に。
ベジタリアン1名もいらっしゃるというので、肉・魚・卵などは使用せず、野菜中心の内容としたのですが、まずはメニュー決定で悩み、また、出汁にかつおやあご出汁が使えず、昆布だし中心で、結構工夫がいりました。また、ふだん10食分8品目程度を各20食程度用意するのに、けっこう大変でした。
学生さんたちは、江戸文化、アイヌ文化、日本における相互扶助を学ぶために来日。東京、札幌、登別、白老など6月19日まで滞在する一環での「芝の家」来訪でした。
※写真をクリックすると大きな画面で見られます!
①ひじきの白和え
②柿なます
③きのこの大根おろし(みぞれ)あえ
(キノコは実家に帰った時の土産)
④ナスの煮びたし
⑤筍の木の芽あえ(山椒味噌あえ)
⑥筍と加賀中島菜入り車麩の煮物
⑦自家製ベランダ干したくあん漬け&青豆の甘酢煮
⑧トマトときゅうりのサラダ
【いただきもの・差し入れ・印象・感想など】
①のヒジキはスタッフもとこさんから、⑤と⑥の筍と車麩は、馴染みの寿司屋さんから(今年は筍が高く、東京で買うと1本1,000円~2000円というぜいたく品を2回8本もいただいたため、環ランチでも何回も登場してみんなで春を味わいました)。⑦の青豆は長野県佐久の妹の畑でできた乾燥豆を2時間かけで煮込んだもの。
差し入れは、ご近所の宮島さんから茹でソラマメ、良子さんから肉団子とレタス、杏さんから甘酢づけ大根。おやつには、もとこさんから羊羹。
フロリダの学生さんには、全品別テーブルに用意して、いろは食堂のお弁当に添えて、バイキング形式で用意したが、けっこう、みなさん召し上がっていた様子。
【つくりかた】
⑤筍の木の芽和え(山椒味噌和え)
山椒の葉は、一枚一枚むしって、みりん、砂糖、みそで擦りながら味付け。量にもよるが、丸1日かかることもある。“季節”をおいしくいただくためには欠かせない作業だが、今回調べてみたら、ホウレンソウを茹でてすりつぶし、山椒の葉は鐘楼で香りづけがどうやら一般的な模様。すべて山椒で味噌をつくるのは、本当に贅沢の一言に尽きるのかもしれない。
⑧のドレッシングは、麹マイスターの妹の塩麹、練りごま、新タマネギ、オリーブオイル、酢、塩コシをまぜたもの。
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以上、環さんからのレポートでした。
贅沢な山椒味噌のくだりも「なるほど、そうだったのか〜」と美味しさの理由に頷きました。さて、最後にフロリダ国際大学から学生さんの芝の家での様子を少しばかり↓
<芝の家をスライドで紹介後、けん玉やコマを体験>
<たまたまランチに来場のKさんけん玉の技を伝授>
環ランチのコンセプトについては、前回の報告ページに詳しく載せております。よろしければご覧ください。http://www.shibanoie.net/2017/05/21/fratto0518/
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