やっと、暖かさを感じられる気候になってきましたね。
芝の家も、縁側の窓を開け放しておける貴重な時期となりました!
さて、この日のふらっと芝の家は、久しぶりのたまきランチが登場しました。
たまきさんから、メニューの紹介です。
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2週間お休みで、待っていただいた方々がいらしたことがうれしい。
①蕗のとうの天ぷら。竹輪、さつまいも、カボチャもも一緒に。能登の塩か、大根おろし&めんつゆで。
②山ウド・キューリ・わかめの芥子酢味噌和え
③山ウド・人参・こんにゃくのきんぴら
④春キャベツと豚肉のオイスターソース&カレー風味炒め
⑤いかなごのくぎ煮と生海苔のわさび味佃煮
⑦ベランダ干したくあん
⑧トマトとブローコリー、新玉サラダドレッシングかけ
≪たまきランチに合わせての、いただきもの≫
来場の宮嶋さんからのトマト、良子さんからのコロッケとハムカツ、りょうさんからの白いごはん。
①の蕗のとうは信州の友人2人から送っていただいたもの。
②③山ウドはやはり信州の友人から、わかめと⑤のいかなごは神戸の友人から。
⑤いかなごは、今年不漁で、3時間2店舗を回って1人2キロ以内とかで貴重品です。だから、いただいた私からも、ほんの少しだけ芝の家におすそわけ。いかなごも春の到来物ですものね。
≪皆様からのご感想・質問・調理のポイントなど≫
④生海苔の佃煮は、もとこさんが、「うん、これはおいしい、すごい、大好き」と大絶賛でした。
生海苔は軽く水洗いして、出汁、砂糖、醤油、みりんで煮詰めて、わさび(チューブでOK)を入れて味を調えたもの。香り豊かで市販のものとは違います。これに、しけってしまった海苔をいれて煮込んでもOK。母が大好きです。
⑥蕗みそは、急逝して私たちにショックを与えたマーサの大好物。「蕗みそは、白いごはんにたっぷりかけてたべたいのよね」と。そんなあなたに、信州の友人から届いてつくった蕗みそを贅沢に食べていただきたかったのに…。
蕗みそは、蕗のとうをヨコ粗ざく切りにして、胡麻油でいため、(彩をよくしたければ白みそ、そうでなければ田舎みそに酒・砂糖・みりん、出汁で)煮詰めます。これをつくっておくと、白いご飯で、ふろふき大根や豆腐、こんにゃくのせなど、いろいろアレンジできます。
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久しぶりのたまきランチは、ありがたさがしみじみ感じられるわねーとみんなで言い合いながらいただきました。
わたしは、蕗のとう天ぷらの、衣の甘みの中に感じるふわっとした苦味に、春の恵みを見つけました・・・!幸せ!
スタッフたまきさんによる、たまきランチ。毎週木曜日のふらっと芝の家の日に開かれることが多いです。
これを読んで気になった方も、お弁当を持ってきて、ぜひお昼のひと時を一緒に楽しみませんか?赤ちゃんからお年寄りまで、だれでもようこそ!です。
そして、たまきさんが「たまきランチ」に込める想いを、改めて言葉にしてくれました。
芝の家は、食堂のように食事を提供する場所ではありません。
食べ物が登場する時は、「持ち寄り」「おすそわけ」「みんなで作る」。
たまきランチは、とっても豪華だけれどたまきさんの「おすそわけ」。作って食べてもらうのがうれしいという気持ちと、食べる人のいろんなうれしい気持ち(おいしい、みんなで食べると楽しいなどなど)がちゃぶ台の囲んで交差するとよいなぁと思っています。
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【たまきランチのコンセプト】
食は大事、食を通してみんな大家族。そんな願いを込めてお届けするひと時の幸せ。私自身メニューを考えるゆとりのある幸せ、工夫してつくる幸せ、初めての方もおなじみの方も一緒にテーブルを囲んで笑顔でいただくことの幸せ・喜び、ましてや「おいしい」といっていただけることの幸せを感じるから、食に挑戦すること。
【たまきランチの約束事】
ご自分のご飯だけ(おにぎりまたは白いご飯)は持参すること。持参もせず大丈夫と、その場のバランスも考えずに、自身のおなかを満たす方は、大変申し訳ありませんがご遠慮下さい。その場一時にしても仮想にしても大家族での食事なのですから
たまき
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