11月5日(土)は芝の家で「季節のたより」という企画がありました。
持ち寄ったポストカードを眺めつつ、その由来や思い出を話したり聞いたり、カードを交換したりして、目の前の人たちとの時間を楽しんだ後は、そこにいない誰かに手紙をしたためる、という内容です。
芝の家によく寄ってくれるカズオさん、彼の趣味はポストカードを集めること。時々、その膨大なコレクションの一部を見せてもらったり、プレゼントしてもらったりすることも。そんなやりとりの中で、「わたしもこういうカード好きなんです」という話はもちろん、「え?このカード好きなんですか?意外!」などよく知る間柄にも新しい発見があることが多々ありました。
ポストカードで広がるコミュニケーションって楽しいかも!という気持ちと、最近薄れがちな手紙を書くというコミュニケーションを大事にしたいなぁという気持ちがくっついて生まれた企画です。(せめて季節の節目には手紙を書こうという思いもあっての、タイトルだったけれど、もっといい名前がありそうです。)
わたしは、手紙を書くってとても個人的な作業だと思っていました。集中できないかも?との懸念もあったり。でも、他の人のカードを眺めて刺激を受けたり、送る相手についておしゃべりしながら手紙を書くことは、思っていた以上に楽しい時間でした。個人的には、筆の速度は落ちるかもしれないけれど、内容は充実する、というような効果もあったり。
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芝の家の黒板で一生懸命書いていた小学生のAちゃん。はじめは漢字の練習だったけれど、最後にはお手紙を書いてくれていました。なんとなく、「季節のたより」の雰囲気が伝わったのかな?違うことをしていても、その日一緒に芝の家で過ごしたことを共有できていたような気がして、よりうれしかった1日の終わりでした。
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