先週のことになってしまいましたが、大学生の皆さんによる卒論発表会の様子をお伝えします。若者の積極的で個性的なエネルギーに本当にいい力をもらったと、参加された方からそんな感想をたくさんいただきました。
今年は、関東だけでなく遠くは愛媛、京都からも学生さんが卒論・卒業制作をきっかけに芝の家を訪ねて来てくれました。そんな学生さんの研究成果を、芝の家のスタッフや来場する地域の皆さんに報告してもらおうという企画でした。卒業間近の忙しい時期でしたが、6人の学生さんが集ってこんな内容でお話をきかせてくれ、多くの社会人の皆さんが耳を傾け語り合いました。発表した学生さんからは違う専門の他大学の学生の発表を聞けたのはとっても新鮮だったと話してくれ、それぞれの皆さんにとっていい機会になったようで嬉しい、と感じた企画となりました。コーディネーター役を引き受けてくれたしろくんこと白井君ありがとうございました。
1日目:3月8日(火)
司会:白井孝典
①「居場所」としてのコミュニティカフェの意義と可能性、入村未来さん(高崎経済大学地域政策学部)
②持続可能な居場所づくりとは、山本卓朗、塚原諒(東洋大学社会福祉学部)
③若者の居場所についての論考、白井孝典(慶應義塾大学文学部)
赤ちゃん連れの近所の方も内容も面白かったし新鮮でした、と聞いてくれました。
2日目:3月11日(金)
司会:白井孝典
④「地域における子どもの居場所づくりの可能性」、武石のぞみ(愛媛大学法文学部)*skypeでつないで遠隔からお話をしてもらいました。
⑤私のつながり〜現代における「人のつながり」について〜、掛下志保(京都女子大学家政学部)
⑥道草プロジェクト〜いつもの道に生える雑草の楽しみ方を探る〜、斉藤真苗(明治大学農学部)
⑦「自己統合の通過儀礼と多元的な『私』ーー大学生のライフコース選択場面におけるアイデンティティ意識に関する考察」白井孝典(慶應義塾大学文学部)
発表会後、「よるしば」メンバーによる交流会も開催され1日中にぎやかな芝の家でした。
しろくん、山本くん&塚原くん、未来さん、のぞみさん、ばこちゃん、志保さん、ご卒業おめでとうございます。4月からの生活でもどうぞみなさん体を大切に、それぞれの進む道でのご活躍を祈っています。東京に、そしてこの近所に来た時にはまた顔を見せてくださいね。
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