1月23日土曜日、植物とコミュニティをテーマにコミュニティ勉強会を開きました。詳細は→こちら
講師はNPO法人芸術家と子どもたちの五十嵐洋子さん。五十嵐さんは、親子をはじめとした地域の方々が廃校の校庭を耕し野菜を育てる「グリグリ」プロジェクトのコーディネーターをされています。
勉強会では、五十嵐さんから3年以上に及ぶグリグリの活動を丁寧にご紹介いただきました。
1年目はカボチャに挑戦したものの、実がつかなかった話。
校庭の土が固くて耕すのが大変で、メンバーが嫌になってやめてしまうんじゃないかと心配した話。
最初はスタッフである五十嵐さんが活動のアイデアを提案することが多かったのだが、少しずつ少しずつ、メンバー(大人も、子どもも)の手によるメンバーの夢が詰まったプロジェクトに成長してきた話。
などなど。
私もグリグリにはボランティアスタッフとしてずっと参加してきたのでよくわかるのですが、グリグリでは、参加メンバーが無理することなくそれぞれのペースで関わって、やりたいことを実現しています。それがグリグリの居心地の良さをつくっているのかもしれません。
グリグリは、植物が育つのと同じ速度でゆっくりと育まれてきたコミュニティです。動き出しつつある芝の家の植物プロジェクトも、急がず焦らず、育てていきたいなと思いました。
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