毎週木曜に喫茶のお手伝いに来てくださる美代子さんは手芸が得意です。今日も編み物をされていたので、私も隣に座って自分の作品を編むことにしました。
先日の絵手紙教室のときにも感じたことですが、普段とは違う作業を一緒に行うことで、その人のことをもっとよく知ることができたり、記憶を共有できたりします。今日は美代子さんの娘時代のお話を伺いました。編み物がそういう話題を引き出してくれたのです。
美代子さんは手芸が得意、と書きましたが、昔はたくさんものがあったわけじゃないから、何でも手作りしていたということなんですよね。今は、手編みのものをプレゼントしても、化繊と違って洗濯が大変だからあまり喜ばれないのよ、と残念そうな美代子さんでした。
窓辺に座って、2人で編み物していると、道往く人も気になる様子。手芸好きが集まってきて、木曜日が手芸喫茶みたいになったら楽しいな。
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